【競技別合宿】2025年SO冬季世界大会・トリノ（フロア＆氷上競技）｜SPECIAL OLYMPICS WORLD WINTER GAMES TURIN 2025

NEWS【競技別合宿】2025年SO冬季世界大会・トリノ（フロア＆氷上競技）

2024.11.07

2024年11月2～4日に、「2025年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・トリノ」に派遣されるスペシャルオリンピックス（SO）日本選手団の競技別合宿を埼玉県羽生市（フロアボール）、岩手県盛岡市（氷上競技）で実施しました。

Special Olympics World Games Turin 公式サイト ※英語/イタリア語のみ
SO日本選手団発表ニュース＆大会概要
９月合同合宿について

フロアボールについて

フロアボール競技は埼玉県羽生市で行いました。初日は、9月ぶりに再会したチームメンバーと守備等の確認を行った後、SON・東京と練習試合を実施！練習試合後はチームで良かった点や課題等を話し合い、翌日の練習に備えました。

2日目は話し合った課題を念頭に午前中から練習を行い、午後はSON・埼玉と練習試合を実施。課題の1つであったコート内での声出しも意識しながら取り組みました。

最終日は午前に柔軟や音楽を使ったリズムダンス、シュート練習を行いました。また、SONドリームサポーターの小塚崇彦さんも現地まで駆けつけ、一緒にチームの練習に参加、練習最後には大会までできることやトリノでの過ごし方など、沢山のアドバイスとエールをフロアボールチームに送りました。

3日間の合宿も無事終え、次回2月の合宿まで各自が各地区での練習に励みます！ワンチームで、誰も１人にしない ”イダテン” チームへ引き続き、温かい声援をお願いします！

氷上競技について

氷上競技（フィギュアスケート、ショートトラックスピードスケート）は岩手県盛岡市で行いました。

初日は、初めて滑るリンクの氷に慣れることをテーマに練習しました。貸し切りのリンクで、9月ぶりの再会となったアスリートとコーチがコミュニケーションをとりながら、初日からみっちりと練習を行いました。

2日目は、早朝練習と夜練習の2部構成での練習を実施。フィギュアスケートでは、技の精度をあげること、そして何より笑顔で演技することを意識して練習しました。ショートトラックスピードスケートでは、基礎練習から始まり、タイム測定ではベスト記録も出ました。

最終日は、SONドリームサポーターで、元ショートトラックスピードスケート選手の寺尾悟さんが合宿にご参加くださいました。競技の指導も行ってくださり、コーナーの練習などたくさんのアドバイスをいただきました。フィギュアスケートでは、本番さながら衣装を着用しての練習を実施！また、SON・岩手のアスリートやコーチたちも応援に駆けつけ、練習を盛り上げてくださいました。

フィギュアスケート&ショートトラックスピードスケートの氷上競技チームの国内合宿は、今回が最後となります。世界大会に向け、それぞれ各地区での練習を引き続き頑張っていきます！たくさんの応援をよろしくお願いします。

SONドリームサポーター・小塚崇彦さん、寺尾悟さんが合宿に参加！

SONドリームサポーターの小塚崇彦さんはフロアボール、寺尾悟さんは氷上競技へと各合宿場所にお越しいただきました。

小塚崇彦さん（フロアボール合宿）

フロアボールチームの応援にお越しいただいた小塚さんですが、練習前のウォーミングアップからチームに入っていただき、その後のリズムダンス、シュート練習、ストレッチまで全メニューをチームと一緒に行いました。小塚さん自身、小学生までアイスホッケーを習っていたとのことで、フロアボールのスティックも見事な使いこなし！フロアボールチームとも声を掛け合いながら練習に参加しました。
練習後は、これから大会までに各自がイメージトレーニングや現地情報の収集など、今から備えられることや、トリノ到着後の過ごし方など沢山アドバイスをご自身の体験談を交えながら話していただきました。

寺尾悟さん（フィギュアスケート＆ショートトラックスピードスケート合宿）

フィギュアスケート＆ショートトラックスピードスケートチームへの応援、競技指導にお越しいただきました。ショートトラックスピードスケート競技では、アスリートたちと一緒に並走してマンツーマン指導を行ったり、デモンストレーションの滑りも披露してくださいました。寺尾さんが声を掛けながら滑るとアスリートが自己ベストタイムを更新するなど、大変貴重な機会となりました。
またフィギュアスケート競技では、アスリートたちの演技に声援を送ってくださいました。寺尾さんのご指導とメッセージがアスリートたちの大きな力となり、世界大会に向けてより気持ちも高まりました。